みなさんこんにちは。
「楽天ふるさと納税」デビューしたまさし@ブロガー×料理人でございます。
今回は「楽天ふるさと納税の申請手続き」について実際に行った手順を解説していきます。
>>>ふるさと納税デビュー:楽天ふるさと納税で返礼品を購入するまでのステップ【画像で解説】
こちらの記事で「返礼品の購入方法」を解説しました。
その次のステップである「申請手続き」を紹介します。
「ふるさと納税」をやりたいけどやれない。
「ふるさと納税」ってなんだか難しそう。
このイメージは「申請手続き」が難しそうだから。
こんな人も多いのではありませんか?
申請方法には2つの方法があります。
- 確定申告
- ワンストップ特例制度(こちらで手続き)
わたしは「ワンストップ特例制度」で手続きしました。
なぜワンストップ特例制度を選んだのか。
確定申告とはなにが違うのか。
これを一般人のわたしが、わかりやすく解説します。
今回の記事内容は下記になります。
- 確定申告とワンストップ特例制度の違いを解説。
- ワンストップ特例制度を選んだ3つの理由。
- 実際の申請手順を4ステップで解説。
この内容でお送りいたします。
それではさっそく見ていきましょう。
目次
1.確定申告とワンストップ特例制度の違いを解説
ふるさと納税には「申請方法が2つ」あります。
それが
「確定申告」と「ワンストップ特例制度」です。
ここで一気に
「うわ~難しいのキタ――(゚∀゚)――!!」
安心して大丈夫です。
ここでは一般人が理解した内容をものずごく簡単に説明していきます。
まずは「2つの特徴を説明します」
確定申告とは、すべての所得と納めるべき税金を自分で計算して税務署に申告することです。
通常は「自営業の方や不動産収入がある方」が対象となっており「1つの企業からしか給与所得のない」
われわれサラリーマンは確定申告をする必要がありません。
つまり複数の所得がある方は「確定申告」が必要になります。
おそらくほとんどのサラリーマンは「給与所得は1か所」になります。なのでサラリーマンには確定申告が縁のない世界となっています。
まずは確定申告をする必要がある場合を見ていきましょう。
- 寄付する自治体が6以上の方
- 給与所得以外にも不動産収入などの収入がある方
- 個人事業主
これが大きな特徴になります。
次に確定申告に必要な書類を見てみます。
- 寄付金受領証明書
- 源泉徴収票
- 還付金受取用口座番号
- マイナンバーカード
これだと堅苦しくてわからないので、やさしく表現します。
- 公式サイトからダウンロードできる紙1枚
- 年末に会社からもらう紙1枚
- 自分の銀行口座の口座番号
- 本人確認書類のこと
こんな感じで用意する書類に関してはそんなに難しくないですね。
次に確定申告をする期間について見ていきましょう
確定申告をする期間は「ふるさと納税を行った翌年の2月~3月」になります。例えば2021年分の「確定申告」は2022年の「2月~3月」に申告することになります。
次に確定申告をする場合の手順を見ていきましょう。
- 確定申告に必要な書類の準備
- 確定申告書の作成(これが難しそう)
- 確定申告書の提出
流れとしてはこの3ステップになります。
この2番の「確定申告書の作成」がサラリーマンのわれわれには難しいと思われるポイントですね。
実際に「確定申告の作成マニュアル」という「ふるさとチョイスの公式サイト」を参考に見てみましたが
やはり難しそうでした。
>>>ふるさとチョイス公式サイト:確定申告の作成マニュアルへ
作成さえしてしまえば提出は簡単なイメージでした。
以上で簡単な「確定申告」の解説になります。
ワンストップ特例制度とは、確定申告をしなくても税金の控除を受けれる制度です。
そして名前にもあるように「特例」と書いてあります。確定申告に慣れていない「サラリーマンのわれわれのために」特例としてある制度になります。
つまり「確定申告というものに慣れていないサラリーマン向けの特例制度」ということですね。サラリーマンには、わかりやすく・ありがたい制度になっています。
まずは「ワンストップ特例制度」をする条件を見ていきましょう。
- 寄付する自治体が5ヶ所以内である
- もともと確定申告をする必要のないサラリーマン
次に必要書類を見ていきましょう。
- 寄附金税額控除に係る申告特例申請書
- マイナンバーカード
これまた難しいので、やさしくしてみます。
- 公式サイトからダウンロードできる紙1枚
- 本人確認書類のこと
確定申告よりも必要書類が少ないことがわかりますね。手続きをするのに書類が少なくて済むに越したことはありませんよね。
次にワンストップ特例制度を申請する期限について見ていきましょう。
確定申告は「期間の間に申請する」でしたが、ワンストップ特例制度の場合は「期限があります」
ワンストップ特例制度を申請する期限は「翌年の1月10日までに申請書が自治体に届いていること」になります。
次に確定申告をする場合の手順を見ていきましょう。
- ワンストップ特例制度に必要な書類の準備
- 提出期限までに各自治体へ郵送する
いかがでしょうか?? パッと見るだけで確定申告よりも手順が簡単なことがわかります。
以上で簡単な「ワンストップ特例制度」の解説になります。
2.ワンストップ特例制度を選んだ3つの理由
「確定申告とワンストップ特例制度」の違いを理解したところで、なぜ「ワンストップ特例制度」を選んだのか。見ていきましょう!
理由1:返礼品の購入後すぐに申請手続きができる
ここが一番の決めた理由になります。
必要書類はネットからダウンロードが出来るので「返礼品を購入後」すぐに申請手続きをすることが出来ます。
各自治体から郵送されてくる「申請手続き書」を待たなくてもダウンロードしちゃえばいいんです。
各自治体からの郵送を待っていると、もちろん自治体ごとに発送が異なりますので到着時期がバラバラに。
どうせなら一緒に「申請手続き」をしたいですよね!
返礼品を購入した流れで「申請手続き」まで完了させる。こうすることで一連の流れのように行えます。
理由2:確定申告だと源泉徴収票が必要である
確定申告の場合は年末に会社から渡される「源泉徴収票」が必要になります。
それを使って翌年の「2月~3月」に確定申告を手続きしることになるので、返礼品を購入してから何ヶ月も先に申請手続きをすることになります。
例えば今回のわたしの場合で見ていくと、2021年9月に返礼品の購入をしました。そして確定申告をするのは2022年2月とすると「約5か月後」に手続きをすることになります。
わたしはこの「時間のずれ」・「翌年に手続き」することが要因でワンストップ特例制度を選びました。
しっかりメモやカレンダーにスケジュールを入れておけば忘れることはないにしても、せっかく返礼品を購入する際に「申請手続き」のことまで調べたのだから「申請手続きまで」終わらせたい派です。
理由3:物理的とメンタル的に両方を比べた結果
確定申告での手続きは令和3年分から「手続きが簡素化」されました。
いままでは寄附した自治体ごとに「1対1」で申請手続きをする必要がありましたが、簡素化されて寄附した自治体が多くても「申請書が一枚で済む」ようになりました。
それに比べてワンストップ特例制度は寄附した各自治体ごとに「1対1」で申請手続きが必要です。
このように物理的に「手続き処理」としては確定申告のほうが楽チンではありますが、やはり時間軸のズレ・翌年まで待たないといけないことを考えると、ワンストップ特例制度のほうが良いと判断しました。
返礼品を購入した後も、ずーっと頭の片隅に「来年になったら確定申告しなくちゃ」ということが、頭から離れない状態はメンタル的にも良くないと思いますし、万が一忘れちゃったら大変ですから。
3.実際の手続き方法をステップ順に解説
それでは実際にワンストップ特例制度の申請手続き方法をステップ順に解説していきます。
ステップ1:特例申告書をダウンロードする
まず下記リンクより「特例申告書」をダウンロードしてださい。
>>>楽天ふるさと納税:特例申告書ダウンロードへ
ステップ2:特例申告書に必要事項を記入する
ダウンロードしたファイル2枚目に「申請書記入例」がありますので、そちらを参考にして必要事項を記入してください。
ステップ3:本人確認書類を用意する
本人確認書類はマイナンバーカードの「表面・裏面」をA4コピーしたものが一番手軽で、それを同封しましょう。
マイナンバーカードがない場合は下記を参考に用意しましょう。
- パターン①:マイナンバーカード「表裏」のコピー
- パターン②:通知カード+免許証のコピー
- パターン③:住民票+免許証のコピー
ステップ4:特例申告書と本人確認書類を封筒に入れて郵送する
あとは「特例申告書と本人確認書類」を封筒に入れて郵送するだけです。
封筒はコンビニなどで売っている「茶封筒」を使い、切手は「84円切手」を貼りましょう。
こちらが実際の封筒と切手になります。
補足事項:自治体から届いた申請書はこちらです
こちらが実際に届いた申請書になります。
中には3つの書類が入っていました。
- 申告書(ダウンロードしたものと同じ)
- 案内(ワンストップ特例制度についての案内)
- 寄付金受領証明書(確定申告のときだけに使用する書類)
そして返信用の封筒は入っていましたが、切手は自分で購入しないといけませんでした!
4.まとめ:サラリーマンはワンストップ特例制度がおすすめ!
【確定申告の特徴まとめ】
- 確定申告は個人事業主や不動産所得がある方向け
- 確定申告は物理的に考えると手続きは楽チン
- 源泉徴収票が必要なので、すぐに申請手続きは出来ない
【ワンストップ特例制度の特徴まとめ】
- サラリーマンの為の特例制度である
- 返礼品を購入後、すぐに申請手続きが可能である
- 各自治体に申請書を送らないといけないので、少し手間である。
どちらを選ぶかは個人的な意見や考え方があるので一概には「これが正解!」と言えませんが、わたしは「時間のずれ」が気になるタイプなのでワンストップ特例制度を選びました。
来年度は勉強のために「確定申告」にしてみようと思います。そしたら「確定申告版」の記事も書きますね。
最後に、もっと詳しく知りたい方のために公式サイトを下記に貼っておきますね。個人的には「ふるさとチョイス」の公式サイトが非常に見やすかった印象です。
>>>ふるさとチョイス公式サイト:ワンストップ特例制度を完全解説
>>>ふるさとチョイス公式サイト:確定申告ガイド
長々とご覧いただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
あなたの人生がより良くなりますように!
それではッッ!!
5.さらに詳しく知りたい方は関連記事へ!
この記事を見て少しでも興味があるなら、関連記事をご覧くださいね。
きっと「ふるさと納税」したくなりますよ。。。
その1:返礼品の購入について知りたい方はこちら。
>>>楽天ふるさと納税:返礼品購入方法を完全ガイド【手順解説】2021年版
その2:おすすめのポイント活用術について知りたい方はこちら。
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その3:申請書の書き方から郵送方法まで知りたい方はこちら。
>>>楽天ふるさと納税:ワンストップ特例申請書の書き方から郵送まで【完全ガイド】
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